9月30日、平内町で毎年実施している「乳児ふれあい体験学習」が行われた。当日予定していた赤ちゃんが発熱のため来られなくなり、急遽別の赤ちゃんが来てくれた。この3日前には事前学習をしており、赤ちゃんの人形でだっこの練習をしたり、保健師さんから成長の過程を学んだりしていたが、いざ本物の赤ちゃんを目の前にして、生徒達は一気に緊張していた。機嫌を損ねないようおもちゃであやしてみたり、おそるおそるだっこをしてみたりとだんだん緊張も解けてきた。生徒の中には「初めて赤ちゃんを間近に見た」という生徒もおり、親になる前に赤ちゃんとふれあうことができるというのは貴重な機会なんだと改めて感じた。生徒の様子を見ていた保健師さんからは「高校生になると、中学生とは違った観点で赤ちゃんとふれあいをしていたり、親になることが身近に感じるのか質問が現実的ですね」とのお話があった。数年後には親になる生徒もいるかも知れない。少しの時間ではあったが、子育てについて考えるきっかけになれば嬉しい。

投稿日: 2025年12月3日